
日本にこんなバンドがあったとは。
「人間の証明」や「戦国自衛隊」で有名なジョー山中がいるバンドぐらいの知識しかなかったんですが、
このたびこのFlower Travellin' BandのレコードやCDを職場の先輩から借りることができたので聴いてみた。
まずは1970年代の初めにこんな音を出すバンドが日本にいたことに驚きを隠せません。
音楽性はBlack Sabbathあたりに通じるものがあるのかな。
ヘヴィネス。
プログレからの影響も感じられる。
「Made In Japan」アルバムの冒頭にはELPの曲がちょこっと出てくる。
1971年頃でこんな音楽をやってたなんて、まず信じられない。
ギターの奏法もペンタトニック的なものはあまり感じられず、
東洋音階的なフレーズが頻繁に使われている。
ギター・リフの録り方が、左右のチャンネルにダブリングで録っているところも当時としては珍しいかもしれない。
ヘヴィさとステレオ感が増す。
欧米ロックの模倣をすることも困難な時代だったかもしれないのに、
既にそれらも超えたオリジナリティを十分に感じることができる。
もう少しじっくり聴いてみたい。
日本のヘヴィメタルの黎明期に登場したバンドはそのとき既に頂点に達していた。